岡本眞ブログ

2021.11.29

早や12月(師走)

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがきかない中で明けた今年もあと1か月、

師走の時期となりました。このところ日本での感染者は激減していますが、ヨーロッパやお隣の韓国では感染規制を緩めた途端に感染者が急増しています。またここにきて南アフリカで新変異株が見つかり、各国は水際対策を強化しています。一体、いつになったらこの見えざる敵に怯えずに暮らす日がくるのでしょうか。経済の維持と生活への不安は増すばかりです。

企業は製造業に回復が見られるものの飲食・観光などに低迷が続いています。「成長と分配の好循環」を謳って政府は3%を超える賃上げを期待しています。しかし企業の中には一律の賃上げ要請には難色を示し従来の賃金体系を前提にした賃上げに応じる気配はありません。昨今の企業経営の厳しさを痛感せざるを得ません。

この数年、IT技術の革新、サービス網体制、エネルギ-革命、地球環境問題など経営環境をめぐる世界情勢は予想をはるかに超え、これに伴う仕事の有り様も周囲の暮らしぶりは様変わりしています。私たち労務管理を業として仕事をする者にとっては日進月歩に代わる働き方に関わる労務法制や組織運営上のルールは不可欠で見逃せない習得事項ですね。

新しいことに挑戦する、若い者と良くしゃべる、好奇心を持つ、多様な情報を取り入れる、物事を決めつけない。年末を控えるこの頃、気を付けたいものだとこの老生は改めて思いました。

映像後記 ◆木々の枝に白し 朝の霜 鳥は啼きて木に高く 人は畑に 麦を踏む♪♪

               

♪♪ https://youtu.be/rWLzGGRdVBE ♪

    特定社会保険労務士  岡本眞