岡本眞ブログ
2017.06.25
近くにあって、見えないものなあに?
市川海老蔵さんの妻の小林麻央さん(享年34)が乳がんで亡くなりました。
自らの闘病生活中、ブログを発信続けたことが多くの癌患者に勇気を与えたことに感動を呼びました。
病気の陰に隠れて生きるのはやめにしようとの一大発心から今ここにできることを素直にしたためる日誌のようでした。
子供や家族への思いやり、自分を支えてくれる人たちへの感謝、同じような病にかかっている患者さんたちに生きる勇気と希望を最後の最後まで書き綴っておられたのです。
私達は普段、何の意識もなく当たり前のように過ごしています。
近過ぎて見えないものなあに?
近くにあるとどうってことないのに
遠く離れると大きく見えるものってなあに?
と聞かれることがあります。
毎日がただ淡々と過ぎていることが、実はしあわせの本質なんですね。
それを毎日毎日が平凡で、つまらない。
つまらなくて退屈だと不平不満をいう人には、素直に感謝する心がどこか麻痺しているんですね。
私の友人に会社をリタイアして、家にいることにまだ慣れず落ち着かない心境を
「暇すぎて腹が立ってくるわ、もう何もかもがおもろもない!」と嘆いていました。
なにもない普通の毎日が、実は最高の幸せということに気づかないのです。
そういう私もどちらかと言えば張りつめ緊張した刺激のある方が楽しい輩のほうかもしれませんがね(笑)。
でも謙虚でいれば周りの人からいろいろな有用な情報やら手助けをいただくことが多いです。
少し気づくのが遅すぎました。
毎日毎日、つまらないって溜息ばかりついているとその人は本当に鬱病になってしまうらしいです。
反対に毎日毎日、「ありがとう。ありがとう。」って声を出しているとなんともいえない幸せ感が体の中に充満して、その人にいろんな喜びごとが掻き集まって舞い込んでくるとのことです。
皆さんも謙虚な気持ちでアンテナを張り巡らしてくださいね。
きっと自らのためになる有難い喜びごとを呼び寄せられますよ。
大阪市内の天神橋北詰にある中華料理店の大型看板に、こんなことが載っていました。
喜べば
喜びごとが
喜んで
喜びぞ集めて
喜びに来る
いい言葉です。
笑う角に福来る。
本当にそう思いますね。
要は自分の気持ち次第。
何事も感謝の気持ちで
喜んでいればハッピーになれるということではないでしょうか。