岡本眞ブログ

2017.02.05

早や!2月。

早や、立春も過ぎ陽差しもキラキラ輝き、明るくなってきました。
クリスマスの頃の日の短さとは比べ物にならないぐらい日が長くなっています。やっぱり1日が長くなってくるのは、これから一気に物事が動き出す前兆ですね。
私は毎年、この季節の凛とした冷気漂う静寂さが好きです。子供の頃、残雪を踏み森や林の中を歩いて耳を澄ますと、シーンとした一体のどこからかも知れず伝わる息吹というか音のないざわめきのようなものを聞いています。子供心に感じとった直の躍動感です。

2月はまた別名「如月」といい「きさらぎ」と読みますね。
「二月を如となす」ということのようです。「如」とは、従うというような意味です。ここでは、何か1つが動き出すと、それに従い他のものも次々と動き出すという意味で使われています。

透明で冷たい空気は視界も広がりますね。
この週末、新幹線の窓からあまりに綺麗な富士山が飛びこんできましたので思わずパチリ。この日は遠く千葉からも西陽に映える富士の山影が淡い茜色をバックにくっきりと浮かびあがって見えたのには感激しましたfuji

この季節以外にはなかなか見えないようですが、今回はラッキーでした。来月には春霞に消されて見えなくなってしまうのでしょうね。なにせ山ひとつ見えない関東平野の広さにはいつも驚いていましたので。eye