岡本眞ブログ
2012.09.27
最近の週末
夏の残暑がそのまま続いて、なんか少し疲れています。
何をするにも億劫で、気力がなえることも多くなっています。
忙中閑でなく、忙中”癇を防ぐ”というようなことをしながらかろうじて心身の均衡を保っています。
僕はやはり身近に目標を見いださないと、初めの一歩が踏み込めません。
明日、晴れたら大根の種を植えよう。
秋もののシャツを買いに出かけよう。
近くの山道を歩いてみよう。
久しぶりに妻と外食しよう。
この程度で小さな喜びでいい。楽しいことに体が傾いたら。
ここ数カ月、週末はほとんど引きこもりの状態が続いています。普段はゆっくり机に向かって考えることができない。
そのため、つい、まとめものが土、日に集中してしまう。
でも本来飽き性の僕は、こまめな気分転換を自ら行うことで何とか溜まった宿題を片付けることができます。
もっぱらの気分転換は、コーヒーと香焚き、横笛吹き、バッハのミサ曲をBGM
に秋野菜の栽培を考える、1階に降りて愛犬と戯れ
、ユーチューブの徳永バラードそれに空間一畳のストレッチ
などなど。
こんな静かな暗い、重苦しいい週末が定着してしまっています。敢えて意識して、忙中”癇を防ぐ”ことを心掛けています。
インドアーな時間は、ときにゆったりと流れるかの如くですが、こと僕の週末休日は15分刻みのデジタル時計が回っています。
午前中に頼まれもののビジネスモデルを、午後3時までにメールの返答3件、大相撲稀勢里戦までにマニュアルのチェックを、夜8時からの大河ドラマ平清盛までに明日の研修の事例研究のテーマ捜し、・・・。時間は飛ぶように過ぎアップ・アップの状態です。
しかしそんなかんだの慌てぶりでもやり遂げると実にご飯がおいしいですね。自営業は皆さん、多かれ少なかれ同じような苦労があるものでしょうね。ときには偉いな!と自分を誉めてやりたい気分になることもあります。また「ひょっとして、僕は天才!?」なんて思うことも
。そんな一人つぶやきを思わないとやっておれないです。時間給でいうと最低賃金にもならないぐらいですから
。お客様の依頼事項は、放ってはおけないし、他人にお任せもできませんもんね。
こまめな気分転換を駆使して効率的に片付けることが一番のストレス発散です。
わがタイガースの金本選手が引退発表で言っていました。「苦しいことばかりでしたと。2~3割の楽しいこと・嬉しいことのために7~8割の苦しいことをやってきました」
う~ん、実に励まされる言葉ですね。
いまだに続く残暑、早く涼しい秋になってほしいものです。今週は少し楽しみなことがあります。北アルプスの大町で喜多郎コンサートに行くんです。このワクワクのため今週は、先手先手で仕事、片付けます
。
あれもしたい、これもしたい、好奇心旺盛といえば聞こえもいいが、要は腹が据わっていない。かっこ悪い老人のもがきのようです。現象の一つひとつに過敏に反応するのは、もうやめにしよう、と何度も自分に言い聞かせたことがありました。でもあきません。なおりません。翌日、大事な仕事があろうとも深夜に放送するサッカー国際A級マッチなら確実に見ます
。
先日、NHKが高倉健さんを密着取材していました。時流におもねらず、わが信念を武骨にダンディーに演じる81歳に強く心を打たれました
。かっこ良すぎる。
確かに衝撃を受けるのですが、所詮憧れの類です。真似が出来ないから憧れなんです。自分にないからこそ憧れ・・・。
そう言うことにして、わがバランスの日替わりデジタル週間をまたスタートすることにします。あ~あ、いつになったらゆったりした悠久の過ごし方が身に付くんでしょうね。