小松雅子ブログ
2013.03.15
素直に「なってみる」
桜が咲き始めました。
変わらないものは何もない~。
桜も人も山もネコも本も砂も性格も細胞も・・・。
さてさて、私は数ヶ月前から歯医者さんに通っています。
虫歯ではなくて、予防の方で。
私は子供の頃から歯列が悪く、小さい頃から歯医者さんのお世話になっていたのですが、
ご多分に漏れずあの「キーン」という音が怖くて怖くて大嫌いでした。(歯医者さん、ごめんなさい)
大人になっても歯列が変わるわけもなく、どの歯医者さんに行っても、「かなり歯列が悪いので・・・」「ガタガタだから磨きにくいでしょう」などと言われ、母の友人の歯科衛生士さんからは悪い歯のモデルにならないかとスカウト?される始末。。
そして実際、年に一回ぐらいは歯茎が炎症を起こして痛い目に合ったりしていました。
歯列矯正を考えたこともありますが、相当お金がかかりそうなことを言われてブルーになり、なかったことに。(なってないけど)
そんな歯にちょっとしたトラウマのような感情を抱く私ですが、半年ほど前に歯磨き指導をしてくれた歯科衛生士さんの一言が私に希望を与えてくれました。
「歯が重なっているので磨きにくいですよね。歯茎も腫れている部分があります。でも、しっかり丁寧に磨いて言ったら必ず良くなりますよ。」
私はこの「必ず」に衝撃を受けたのです。
もう私の歯は悪くなる一方なんじゃないの?本当に良くなるの?
今までもブラッシング指導は受けていましたが、「磨きにくいと思いますけど、頑張って磨いて下さいね~。」ぐらいにしか言われたことがなかったのです。
私は素直に信じました。その日から歯間ブラシと歯ブラシ2種類を使い分け、一本ずつしっかり時間をかけて磨いていくようにしたのです。
その後、毎月歯石取りに行き、3ヶ月目には「もう毎月来なくてもいいですよ」と言われ、
そして更に3ヶ月空けて検診に行ったところ「良く磨けていますね。歯石もほとんどありませんよ」と言われるまでになったのです!これは私にとってはすごく嬉しいことでした。
今までは「どうせ私の歯なんて・・・」とスネて歯磨きの手を抜いていたんですよね。(反省)ちゃんとやればきっと良くなる、とわかっていたのに。そう、例え超ガタガタ歯の私でも。
小さい頃、よく母に「素直じゃないね!」と怒られていて、どうしたら素直な性格になれるんだろう、って思っていた。そうなれなくて悲しかった。
でも、素直な性格にならなくても良かったんだ。素直に「なる」だけで。そしてそれは選べるんだ。
ずっと変わらないと思っていたことに、今までとは違う未来がある。やっぱり素直に「なる」って大事。