オフィス人事教育のふれあいブログ

2011.04.02

3ヶ月で作ろう 人事賃金制度の立案

オフィス人事教育では、貴社の業種や業態に即したオーダーメイドな賃金制度の構築をサポートします
3ヶ月で自社オリジナル制度の企画立案を行っていきます。
賃金は制度に対する理解と納得が大事です。そのため私どもでは貴社のPTメンバーと共に一緒になって作り上げることを提案します。

「私達で作る新人事賃金制度の企画立案」
~働き者を腐らせない、報酬のルールを確立しよう!~

多くの従業員が成果・能力主義の人事管理制度の運用に不満を抱いています。
組織における自分の役割や任務に応じた処遇を考えた賃金制度を設計することが、働き者を腐らせない前提になります。成し遂げた業績や成果は、働きに応じて配分する報酬のルールが欠かせません。
しかし、現実は、

・ 成果を上げても処遇に反映されていない。
・ 自分の仕事より楽な者が高給なのはおかしい
・ なぜ後輩の方が給与が高いの?
・ 何年経っても給与が上がらないし、先の展望が見えない
・ 評価の基準が業務の実態からかい離している。
・ 評価する上司が信用できない

 という不平不満が多いのではないでしょうか。
この企画提案では、貴社の現行の人事・賃金制度が抱えている課題を検討し見直すためのポイントを指摘していきます。そして社員全員が「納得できる」とまではいかなくとも、「分かりやすく理解できる」程度の制度を確立できるように具体的な手立てを検討し、見直し再設計をしていきます。もちろん特定の賃金体系を誘導するものではありません
あくまでも貴社の土壌に合った賃金・処遇制度とは何か。受講参加者が現在および将来の自社のビジネスモデルに即した賃金制度のをどのように改善整備をするか、その方法を指導し実行意欲を促すことを目的としています。
毎回 約3時間をいただき社長はじめ経営者の方および人事総務経営幹部・担当者共々作業を進めていきます。
 第1回目
賃金制度における「なるほど・納得の5原則」
1)、分配の公正な”ものさし”
2)、支払能力
3)、適正な賃金水準
4)、賃金の構成
5)、評価反映の仕組み
についてヒャリング、状況分析をします。
 「診断シート」活用について説明
第2回目
「自社賃金制度の再検討、見直しのポイント」
今の賃金制度は、会社の理念や方針に合い、機能していますか。
貴社の制度の抱える問題点を検討、整理します。制度が未整備な会社は、現状での問題点を検討して、考案を作成していきます。
社長をはじめ経営者・労務担当者が、わが社の進むべき方向をどのように考え、どのような人材を求め育成するのか、を検討しながら優秀な人材に報いる報酬の体系を探ります。
「賃金シミュレーションシート」活用 次回の宿題 説明」 
第3回目
「わが社の適正な賃金支払い能力は」
 従業員に支払うべき必要人件費とは。
 実際に支払うことができる支払い可能人件費とは。
 そのギャップにどう対処していくのか。
 賃金原資の算出から見た貴社での賃金配分のしかたを考えます。重点配分の仕方、賃金の水準の検討などを行います。
「報酬体系のシート」活用 次回の宿題 説明」
第4回目
「わが社の適正な賃金制度を立案」
わが社にとって望ましい賃金制度のコンセプトを打ち出します。
スピードと変革に打ち勝つ異能・異才の人材を求めるのか、それともある程度は腰の落ち着いた長期スタンスで働き、将来は会社を背負って立つ人材を養成するのか、などなど貴社が求めるこれからの「人と処遇のコンセプト」を明確にします。
それによっては賃金への報い方も自ずと異なります。
「評価と賃金の関連シート」活用 次回の宿題 説明
第5回目 
「具体的な賃金項目と評価の反映」
賃金・報酬の制度は何をもって裏打ちされるのか。そこには勤務や業績などの公正な評価がなければなりません。
前回検討の人材や処遇に関わる基本コンセプトに基づき、お金(給与)・地位(昇進や昇格)・名誉(表彰・功労付加)など人のモチベーション管理のあり方を、当社の業種・業態を考慮しながら企画立案してもらいます。
プロジェクト参加者が企画立案した諸制度が、当社の財政・人材構成・管理者意識の面から浸透し定着するものであるか、現実的で可能な制度の立案を検証します。
制度設計案を自社に定着浸透させるための方策について
企画立案の総括とまとめ 

宿題シート
「診断シート」
「賃金シミュレーションシート」
「報酬体系のシート」
「評価と賃金の関連シート」