オフィス人事教育のふれあいブログ

2010.01.03

折り目、節目のお正月 

節目 折り目のお正月
皆さん思い思いにこの1年の健やかな生活を祈りながら一家団欒で過ごしたり、初詣に行かれたりされたことでしょうね。
 僕は、息子一家が孫を連れてきたり、近くの温泉に行ったりして日本のお正月を楽しみ、例年なくのんびりと過ごしました。
年末に買って帰った本もゆっくり読み自分なりの充電にも成功しました。

それらの本にも触発されて、僕の誓った今年の守りたいこと、
先ずは健康。午後12時には床に就く。自然のバイオリズムに逆らう生活はやめる
そして気持ちです。人間は年をとるほど枯れてはならない。いつまでも瑞々しく生命力にあふれていること
の2つです。
 
 早寝、早起きの習慣はだれもがよく知っている健康法の最もポピュラーな実践法です。でもこれが案外難しいのですね。僕も随分、これまで心掛けました。でもできない言い訳ばかりが先に立つ。。11時就寝・6時起床のつもりで取り組んだことは過去どれほどにあったことか。。。そのたびに”ニュース23”ぐらいはみたいとか、やれ友達との付き合いとかなどで夜遅くなることしばしば。。。そのたびに”教養は夜作られる”などと勝手な言いぐさしきり。。
 
さて瑞々しい生命力??これの維持はかなり心して取り組まなきゃあ徒労に終わること可能性大です。しかも僕の心根にあたる問題でもあります。
 ●好奇心が旺盛か?
 ●フットワークが軽いか?
 ●人と出会い話すことが好きか?
 という問いが僕を揺り動かします。好奇心?これはかなり該当します。
あと2つは自分尺度での判断になります。従ってかなり狭い範囲での行動というのが正直なところです。

う~ん ここは苦戦 免れないか。届きにくい小さな声にも耳を傾けるという、人としての誠意も、残念ながらなんとも心もとない。

しかし早く寝るということと瑞々しい生命力を維持することを、実践するにはなにも難しいことではない。そのまま文字通り行えばいいことですね。なにもつあれこれできないこと理屈をつけるほうがナンセンスです。
 
 茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」のフレーズに、
「ぱさぱさ乾いてゆく心を
 人のせいにするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 友人のせいにするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか
  
  ・・・・
 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ」

 胸にしみる言葉ですね。

現役を突っ走っている元気なお年よりの代表格、中曽根康弘元総理(91歳)がこんなことを言われていた。
「政治生涯は恩やあだなど複雑なものが絡み合ってできている。それを達観するのが政治家の修行だと悟ったね。元気の秘訣は心配しないこと、言い換えれば “何とかなるさ!!”」と、そういえばあの塩じい(塩川正十郎さん)も同じように「3歩歩いたら嫌なことはみな忘れる!!」とのたまわれた。

 あのねえ!
政治家のように厚かましく、ここまで達観できたらせわないわ~。
2010年、お正月のわが”小志”でした。