オフィス人事教育のふれあいブログ
2009.09.23
お彼岸の墓参り
シルバーウイークも今日が最後となってしまいました。皆さんはこの5連休、楽しめましたか。僕は前半、異業種の方々との勉強会で中国大学院生のパワー溢れる向学心やしっかりした心根エキスに触れ、刺激を受けたスタートでした。
中盤は両親のお墓参りに帰省しました。豊岡というところです。皆さんご存知でしょうか。そう、コウノトリです。随分前のブログでも書きましたが、なかなかいいところですよ。何がいいかって?。全てです(笑)!。でも皆そう思ってますよね。自分の故郷を悪くいう人はあまりいませんよ。いてたらチョー変人です。どっか心神が屈折しています。ひとは年とともに懐かしさが合い持って故郷の長所を引っ張り出すものですからねえ。
お彼岸でのお墓参りはとても久しぶりのことでした。但馬の緑深い盆地にも黄金色した棚田に鮮やかなや彼岸花の赤がマッチして故郷の匂いが体全体から吸収され、とてもすがすがしい気になりました。整然とした里山風景を見て、身も心も洗われる気持ちになります。
お彼岸では先祖をしのび、自分が今あることに感謝し、自らの精進を誓う大事な仏教週間だと言われます。僕の実家は曹洞宗の寺院です。すこしPRになりますが、最後にその「徳養寺」をご紹介させていただきますね。
墓参を終えると何か胸のつかえがスーと引くのを感じるから不思議です。私達は愛する亡き人を供養することをついつい日常の喧騒のなかで忘れているんですね。やはり毎日、うちの中にあるお位牌には手を合わす習慣は大事だと改めて思いました。
今は僕の実兄が住職をしているのですが、その本堂に置いてあるパンフに目が留まりました。「同時というは不違なり・・・」となんだか難しい教えの解説です。要は私たちは何かと繋がりを持っていて、それは人であったり、自然であったりします。だからこそ人を敬う心や自然を大切にする心を忘れたとき、むやみに人と争ったり、自分の都合だけで自然を傷つけてしまうのです。。。との「同事行の行い」を解説したものらしいのです。
折りしも僕の高校時代の親友が3人、訪ねてきてそのパンフを持って帰ってくれました。
今でもずっと続いている親友たちです。
連休、後半は来てよし、帰ってよしの孫娘の来訪とあいなり、ほとほと疲れました。飛んだり跳ねたり、速射砲のごとくしゃべったり、なんであんなに元気なんでしょうね。命の流転、老齢化の寂しさ、わびしさを感じてしまいますよ。ほんと!。。そしてようやく自由な時間を自分でくつろぐことができる至福の日が最後。ウキウキしかも落ち着かないなんとも妙な午前中です。。。
ようふくざん邀福山 徳養寺
●所在地 668-0003兵庫県豊岡市江野1496
●本尊【写真】 胎内佛聖観世音菩薩 胎内には佛釈迦坐像が鎮座
胎内佛聖観世音菩薩は、授子宝、安産、心身安泰 家内安全 祈願成就を授かる 秘宝として信仰されています。
大仏師職法橋左京作の胎蔵佛で600年前の作といわれています。円満なご面 相、蓮華台座の精巧さ、さらに胎内佛釈迦坐像の尊厳さは県下でも珍しい仏様で す。
境内にある鎌倉時代の妙見大菩薩宝篋印塔は、天台宗寶光寺(文永8 年、1271年 、比叡山延暦寺講堂修造料所)の旧蹟地にあったものを昭和35年 に移したもの です。毎年例祭が賑やかに行われています。
この寺の前身は豊岡市五荘地域 江野の奥、通称「山寺」という地にあり、天台 宗寺院の一つであったが、文禄6年(慶長2年・1597年)現在地に移築され「徳養寺」と改名、同時に曹洞宗に改宗されました。
●現在、豊岡市は、幸せ(赤ちゃん)を運ぶ鳥「こうのとり(特別天然記鳥)」 の野生復帰活動で全国的に有名です。
ここ徳養寺本尊が胎内仏というところから、子授り観音として、 地元では親しまれています。安産と産後の安穏・子授かりを祈って参詣する特 に女性の信仰を集めています。
●アクセスは、兵庫県豊岡駅北西約7キロ江野バス停右折すぐ。
http://www.e-shops.jp/local/lsh/an/28/5798459.html
徳養寺のお問い合わせは、℡0796(23)0840まで。現住職 岡本 肇也和尚
徳養寺と江野に関することは、http://www2.city.toyooka.hyogo.jp/edu/school/toyookakita-jhs/kyodo/21gouno.html#anchor5302